【新郎挨拶】構成と例文をまとめて紹介!
結婚式の中で感動するシーンの一つが、新郎の挨拶です。挨拶次第で、新郎の印象や結婚式の雰囲気も変わってくるので、ぜひ成功させたいところですよね。
新郎がスピーチをする場面は、はじめと終わりの2ヶ所あり、それぞれゲストたちに感謝の気持ちを伝えるメッセージを読み上げます。せっかくのスピーチだから、素敵な言葉を並べて感謝の気持ちを伝えたいけど、どう伝えればいいのと悩む新郎も多いでしょう。
本記事では、ウェルカムスピーチと新郎謝辞の例文をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
Contents
結婚式に彩を添える2つの新郎挨拶
先述の通り、結婚式で新郎が挨拶するところは、2ヶ所あります。
披露宴の始まりに行う「ウェルカムスピーチ」と、披露宴の締めに行う「新郎謝辞」です。
ここからは、それぞれがどんな役割なのかを説明していきます。
ウェルカムスピーチ
ウェルカムスピーチは、以前は媒酌人がゲストに新郎新婦を紹介するのが主流でしたが、現在は媒酌人を立てない式が多くなっているので、新郎がスピーチをします。スピーチをきっかけに、和やかな歓談ムードから、ゲストの意識を結婚式に向けられます。
これは、必ずしも新郎が行うというわけではありません。場合によって、新婦が担当したり、2人で挨拶したりと、新郎新婦によって形式はさまざまです。2人で相談して、自分たちらしい結婚式を作りましょう。
新郎謝辞
新郎謝辞は、披露宴の最後の締めくくりとして行われます。参列してくれた友人知人や、両親に対して素晴らしい時間を一緒に過ごせたことや滞りなく式が挙げられたことを感謝します。
少し前までは新郎の父が謝辞を述べるのが主流でしたが、最近では新郎が担当するケースが増えています。新婦が手紙を朗読し、2人で両親に花束を渡した後に新郎謝辞で感謝の言葉を伝える流れです。感動的な流れを引っ張っているシーンなので、丁寧に感謝の想いを伝えましょう。
ウェルカムスピーチの基本構成
「ウェルカムスピーチって、どんなことを話すの?」と思う人もいると思います。基本的には、次のような構成でスピーチします。
- 【導入】ゲストへの感謝の言葉
- 【報告】結婚式の報告
- 【本題】披露宴の趣旨説明
- 【締め】結びの言葉
時間で言えば約1〜2分の短いスピーチで、文字数でも300〜400文字ほどにまとめるのが主流です。ウェルカムスピーチの後に、主賓の挨拶がくるので、あまり長くなると式の進行が遅れることも。
簡潔でわかりやすく!がウェルカムスピーチのポイントです。
【招待客別】ウェルカムスピーチ例文
ウェルカムスピーチの内容は、ゲストのメンツによって文面が変わってきます。それは、親族や職場の人が中心の格式が高めの式なのか、友人と親族中心のカジュアルな式なのかでも、披露宴の雰囲気が違うからです。
それぞれの式の雰囲気に合わせた例文をご紹介します。
親族や職場の人が中心
格式が高い結婚式の場合の例文がこちらです。
“本日はご多用の中、私達のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。
先ほど〇〇にて、無事に夫婦の誓いを立てて参りました。これより夫婦として歩んでいけることを、大きな喜びを感じるとともに、責任の重さに身が引き締まる思いです。
日頃お世話になっている皆様に感謝を込めて、ささやかながら宴会の席を設けさせていただきました。
至らない点もあるかと存じますが、お楽しみいただけますと幸いです。”
引用元:ホテル椿山荘【公式】
親族や職場の人が多い結婚式の場合は、失礼にならないよう丁寧な言葉遣いを意識します。天候が悪い場合は冒頭の挨拶文が変わりますし、遠方ゲストが多い場合も配慮するフレーズを入れたいところですね。
友人や親族が中心
カジュアルな結婚式の場合の例文はこちらです。
“本日は、私達2人のためにお集まりいただき、ありがとうございます。
先ほど〇〇にて、無事挙式を執り行い、夫婦としての歩みを始めることができました。
日頃からお世話になっている皆様に感謝の気持ちとして、このような席を設けさせていただきました。ぜひ、おくつろぎいただけたらと思います。”
引用元:ホテル椿山荘【公式】
格式ばっていない結婚式であれば、ちょっと砕けた言葉を入れると場の雰囲気も和みます。ですが、砕けすぎては失礼なので、感謝の気持ちを忘れずに丁寧に伝えましょう。
新郎謝辞の基本構成
結婚式を締めくくる言葉として、大切な役割がある新郎謝辞。基本的には、次のような構成でスピーチします。
- 【導入・挨拶】披露宴に参列してくれたことへの感謝の気持ち
- 【本題】2人のエピソードや結婚生活への目標・抱負
- 【締め】結びの言葉
新郎謝辞は、ウェルカムスピーチよりは少し長めの3〜5分程度話すことが多いです。感謝の気持ち、2人のエピソードを交えながら今後の抱負などを600〜1,000文字程度にまとめます。
【招待客別】新郎謝辞の例文
新郎謝辞も、ゲストのメンツによって変えていく必要があります。ですが、感謝の気持ちを伝える挨拶であることに変わりはありません。カジュアルな場面でも、最低限の丁寧さは必要です。
親族や職場の人が中心
親族や職場関係の人が多い結婚式の場合、新郎謝辞の例文はこんな感じです。
“本日はご多忙の中、私達のためにお集まりいただき、ありがとうございました。こうして盛大な披露宴を開けたのも、ひとえに日頃からお世話になっている皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。
本日より、私達は夫婦として歩みをともにして参ります。まだ至らない点も多くあるかと存じますが、どうぞ皆様、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。プライベートで夫という大きな責任を背負う身となった今、会社での業務においても、より一層粉骨砕身していく所存です。
本日お集まりいただいた皆様のご健康とご多幸を、心よりお祈りいたします。改めまして、本日は誠にありがとうございました。”
引用元:ホテル椿山荘【公式】
格式高い式の場合、普段はあまり使わないようなフレーズで緊張しますが、間違っても慌てないことです。ゆっくりでいいので、丁寧に気持ちを伝えることに注力しましょう。
友人や親族が中心
友人や親族が多く出席する結婚式の場合、次のような例文になります。
“本日は、私達2人のためにお集まりいただき、ありがとうございました。皆様に見守られる中、無事結婚式を開くことができ感謝の気持ちでいっぱいです。
たくさんの祝福の言葉をいただき、幸せな時間を過ごすことができました。これから夫婦として、ともに過ごす中で、皆様に恩返しができるよう〇〇さんと一緒に成長していけたらと思っています。まだまだ未熟な2人ですが、これからもよろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました。”
引用元:ホテル椿山荘【公式】
カジュアルな結婚式なら、笑いが起こるようなエピソードを加え、少し砕けた内容でも大丈夫です。比較的なごやかな雰囲気になるので、緊張しすぎず、素直な気持ちを伝えられるでしょう。
緊張しないからといって、砕けすぎては式の雰囲気が台無しになってしまうので、適度な緊張感でクライマックスを迎えてください。
新郎挨拶のスピーチで使ってはいけない言葉
結婚式のスピーチでは、避けるべき言葉があります。それが忌み言葉と重ね言葉。2人の言葉で伝えるのも大切ですが、手紙やスピーチ原稿を書く時には注意しましょう。
- 別れをイメージさせる言葉
- 不幸をイメージさせる言葉
- 重ね言葉
- 暴露話や過去の恋愛
- 自慢話
- 下ネタ
- 政治や宗教の話
詳しく説明します。
別れをイメージさせる言葉
別れをイメージさせる言葉も、できれば避けたいワードです。引き出物に刃物や割れ物を使わないのと同じ理由。
例)別れる、切れる、割れる、破れる、捨てる、流れる、ほどける など
不幸をイメージさせる言葉
不吉な言葉や不幸をイメージさせる言葉を「忌み言葉」といい、結婚式では使ってはいけないとされています。どうしても使わなければいけない場合は、言い方を柔らかい印象に変えましょう。
例)苦しい、悲しい、負ける、色褪せる、亡くなる、滅びる、しめやか など
重ね言葉
同じ言葉を繰り返すのも、結婚式を繰り返すイメージがつくのでNGです。もし使ってしまっていたら、同じような意味の別の言葉に言い換えましょう。
例)重ね重ね、次々、しばしば、繰り返し、再び、戻る など
暴露話や過去の恋愛
新郎新婦の家族や職場の人が集まっている席で、2人の過去の恋愛話をするのはタブー。暴露話は、一般的に考えて内輪ウケしかしない内容なので、避けるべきでしょう。
自慢話
スピーチになると聞いてくれるのが嬉しくて語りたくなるかもしれませんが、自慢話は場がしらけるだけです。新郎からのスピーチで大切なのは、自慢ではなく相手への感謝の気持ちです。
下ネタ
これは、そうそうやらかしてしまう人はいないと思いますが、酔っ払ってしまいつい!なんてことがあるかもしれません。あやしいと感じたら、新郎父に挨拶をお願いした方がいいかも。
政治や宗教の話
政治や宗教、思想には、さまざまな考えを持った人がいます。披露宴の最後に意見のぶつかり合いになっても不快なだけです。政治や宗教に関する話は、また別の機会に。
新郎挨拶で緊張しないコツ
たくさんの人を前にすると、やはり緊張しますよね。一生に一度の自分の結婚式のスピーチならなおさらです。そんな時でも、緊張をほぐすコツがあるので紹介します。
普段通りの自分で
失敗することを恐れるあまり、緊張度合いが増していきます。スピーチは、失敗してもいいんです。完璧を目指すとかえって緊張してしまうので、「気持ちが伝わればいい」くらいの気持ちで望みましょう。
いい格好を見せようとせずに、普段通りの自分でいるようにするとリラックスできますよ。
深呼吸を繰り返す
緊張すると呼吸が浅くなりがちです。なので、スピーチ前にゆっくり深呼吸してください。また、ゲストの目を見ると緊張しやすいので、会場の壁や遠くのテーブルなど視線の先を決めたら、そこを見つめて話しましょう。
早口になると緊張感が増すので、意識的にゆっくり話すようにしましょう。
練習する
緊張しないようにするには、何度も練習を繰り返すことです。練習する際は、実際の会場をイメージすると、成功イメージが持てるので緊張しにくくなります。
自分が話している姿を動画撮影しておくと、テンポや声の大きさや姿勢を確認できます。改善点も見つけやすいのでおすすめですよ。
新郎挨拶の要約メモを手元に
2つのスピーチを、完全に暗記するのは難しいかもしれません。いくら練習していても、本番になると緊張で頭が真っ白になるかも。
暗記をしておくのが一番ですが、不安な場合はメモを準備しておくと安心です。何を話したいのかが一目でわかるように要約を書いて、胸ポケットへ。もし忘れてしまっても、メモがあるから安心です。
新郎挨拶まとめ
結婚式の新郎挨拶は、新郎の成長を見せる絶好の舞台です。それぞれ型や例文があるので、参考にしていただいて、2人らしい言葉でまとめてください。
緊張しやすい人は、たくさん練習しておくと安心です。何度も練習して、メモをポケットに入れておくと、意外と見なくても伝えたいことをしっかり話せるかもしれませんよ。
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